チャンネル開設当初、幼児だった視聴者たちも今や高校生や大学生、あるいは社会人へと成長している。この時の流れは、ブランドにとって最大の危機であり、同時に最大のチャンスでもあった。かつての「おもちゃ紹介」や「プリンセスごっこ」といったコンテンツだけでは、成長したファンを繋ぎ止めることはできない。
そこで彼らが選択したのは、ノスタルジーを刺激しつつも、より洗練されたライフスタイルやクリエイティブな挑戦を支援するコンテンツへの移行だった。かつての思い出を共有する同窓会的なコミュニティを形成しつつ、最新のテクノロジーやトレンドを織り交ぜることで、親子二世代で楽しめる稀有なIP(知的財産)としての地位を確立したのである。