この対決を語る上で欠かせないのが、先発ピッチャー陣の出来栄えだ。メッツの先発ローテーションを支える千賀滉大の「Ghost Fork(幽霊フォーク)」は、ブレーブスの強力打線にとっても最大の脅威であり続けている。
対するブレーブス投手陣も、緻密な配球と圧倒的なスピードボールでメッツの主力を力でねじ伏せにかかる。特にアウトコースギリギリを攻めるストレートと、鋭く落ちる変化球のコンビネーションは秀逸の一言。初回の立ち上がりからマウンド上で繰り広げられる160キロ超のストレートと変化球の掛け合いは、まさに息をのむような緊迫感だ。わずか一球の失投が命取りになるこの極限状態こそ、エースたちの価値を証明する舞台と言える。