医療機関へ行く前に、まずは現在の締まり具合を客観的に把握することが重要です。医療現場でも問診時に用いられる指標をベースにした、自宅で簡単に行える膣圧測定セルフチェックの方法を紹介します。
最も手軽なのは「手指を用いた触診テスト」です。手を清潔にし、リラックスした状態で人差し指(または中指)を第2関節あたりまで膣内へ挿入します。その状態で、排尿を途中で止めるような感覚でキュッと引き締めてみてください。
- 良好(高圧):指全体が吸い付くように全周から締め付けられ、指が膣の奥へキュッと引き上げられる感覚がある。
- 標準(中圧):指に確かな圧力を感じるが、引き上げるまでの力強さはない。
- 軽度のゆるみ(低圧):力を入れても指の表面にかすかに触れる程度で、明確な圧迫感を感じにくい。
- 重度のゆるみ:指を2本入れても隙間があるように感じられ、力を入れても指への抵抗がほとんど伝わらない。
もう一つの指標は、排尿時に意図しておしっこを途中でピタッと止められるかどうかです。スムーズに止められず尿が漏れ出てしまう場合、骨盤底筋の随意コントロールが著しく低下している証拠と言えます。日常的にお風呂上がりの水滴落下や、運動時の空気漏れを経験しているなら、すでに初期の弛緩シグナルが点灯しています。