乾電池の残量を気にする前に、そもそも機器に対して正しい種類の電源を選べているだろうか。電気機器産業の進化に伴い、電池側にも得意・不得意の棲み分けが明確に存在する。
大電流を一気に流すデジタルカメラのストロボや強力なモーター玩具には、パワーと持続力に優れたアルカリ乾電池が適している。逆に、テレビのリモコンや掛け時計、ガスコンロの点火装置のように「微弱な電流を時々、または長期間使い続ける」機器にはマンガン乾電池が理想的だ。マンガンは休ませると電圧が一時的に回復する特性があり、液漏れのリスクもアルカリに比べて低い。
頻繁に電池を消費するゲームコントローラーやワイヤレスマウスには、充電式ニッケル水素電池のエネループ (eneloop)を導入するのが経済的かつ環境負荷も少ない。機器の消費パターンに合わせて適切な種類を充当することが、無駄な電池交換を減らす第一歩となる。