近年、主要都市部を中心に駐車監視員の活動範囲はさらに緻密化している。民間委託制度の導入以降、取り締まりの初動スピードは劇的に上がった。以前のような「チョークでタイヤに線を引いて時間を測る」やり方は過去の遺物だ。現在ではデジカメとモバイル端末を駆使し、確認から標章発行まで数分足らずで完了する。
都市部における違法駐車は、緊急車両の通行妨害や歩行者の死角を生む重大な事故要因と位置づけられている。物流トラックの荷積みや短時間の配達車両であっても容赦なく標章が貼られる事例が増加しており、ドライバー側には「短時間でもパーキングメーターやコインパーキングを利用する」という意識の徹底がこれまで以上に求められている。