房総半島の奥座敷、君津市に広がる亀山湖では、陆地からの鑑賞とは一線を画すパノラマが待ち受けている。県内最大の人工湖であるこの場所では、シーズン限定で運航される紅葉狩りクルーズ船が運航される。複雑に入り組んだ湖岸線を進むと、断崖絶壁に根を張るモミジが覆いかぶさるように迫り、その迫力に息をのむ。
朝の時間帯には、湖面に朝霧が立ち込めることも珍しくない。霧の中から徐々に姿を現す紅葉と水面に反射する木々のシルエットは、まるで一枚の山水画のような神秘性を漂わせる。カヤックやボートを自ら漕ぎ出し、水鳥たちの羽音を聞きながら静寂を楽しむパーソナルな滞在も人気を集めている。