自分の非を認めない人の心理とは?脳科学で解く責任転嫁の裏側

自分の非を認めない人の心理とは?脳科学で解く責任転嫁の裏側

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責任転嫁を繰り返す人の心理学的メカニズムについて、アメリカ心理学会(APA)をはじめとする研究機関が科学的解明を進めている。最新の脳機能イメージング技術を用いた研究では、誤りを指摘された瞬間に、脳内の恐怖や脅威を司る扁桃体が過剰反応を示していることが判明した。つまり彼らにとって、ミスを認めることは単なる事実の承認ではなく、自らの存在価値そのものが破壊される「生命的な脅威」として処理されているのだ。

認知心理学のアプローチによれば、彼らの脳内では過剰な保身回路が即座に起動し、不都合な情報を排除しようとする。その結果として現れるのが責任転嫁や急激な弁明である。隠された本音の底にあるのは、圧倒的な優位性を誇示したいという衝動ではなく、むしろ「自分の無能さが露呈することへの激しい恐怖」に他ならない。プライドの高さは、内部の崩壊を防ぐための脆い防波堤に過ぎないのだ。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。