スチームトーストの火付け役となった「バルミューダ」をはじめとする専用機器は、一般のトースターとは全く異なる高度な温度制御システムを備えています。
例えば、BALMUDA The Toasterでは本体上部に設けられたバルミューダトースター給水口から付属の5ccカップで水を注ぐ構造が採用されています。注がれた水はボイラー専用ヒーターによって加熱され、焼き始めの数十秒間で庫内を純粋なスチームで満たします。その後、パンの表面を焦がさない60℃前後の温度帯から、デンプンがα化する160℃、最後に焼き色をつける220℃前後へと、秒単位でヒーター出力をデジタル制御する仕組みです。
一方、インテリア性とコストパフォーマンスで支持を集めるブルーノスチームトースター使い方では、給水ドアから直接水を入れるシンプルな給水カップ機構を備えつつ、庫内容量を広くとることで一度に食パン4枚をふっくら焼き上げるファミリー向けの設計が施されています。いずれの専用機も、「ヒーターに直接水を触れさせず、精密にコントロールされた蒸気だけを循環させる」という安全構造が徹底されています。