奈良漬を食べる際、多くの人が迷うのが「まわりの酒粕を水で洗い流すべきか」という点です。
基本の結論として、酒粕は水洗いせず、指先やキッチンペーパーで軽く拭き取って食べるのが最も美味しい食べ方です。水でジャブジャブと洗ってしまうと、せっかくの芳醇な風味が抜け落ち、水分を含んで食感のパリパリ感も損なわれてしまいます。
ただし、どうしてもアルコールの刺激が強すぎると感じる場合は、薄く切った後にさっと冷水でくぐらせ、ペーパーで水気を完全に拭き取るか、空気に数分さらしてアルコールを揮発させると食べやすくなります。
保存時のポイントは以下の通りです。
- 保存方法:容器内の残った酒粕に隙間なく埋め戻し、空気が触れないようラップで覆って冷蔵庫(または冷暗所)で保管します。
- 賞味期限の目安:しっかりと粕に漬かった状態であれば、冷蔵で約半年から1年ほど美味しさを維持できます。粕から取り出してスライスしたものは、風味の変化を防ぐため数日〜1週間以内に食べ切るのが理想です。