一方で、純粋に日本酒の銘柄として「中川の酒」を調べる日本酒ファンにとって外せないのが、日本を代表する2つの中川酒造です。特に新潟県長岡市と鳥取県鳥取市に蔵を構える両社は、それぞれ独自の酒造り哲学と卓越した酒質で全国的な評価を確立しています。
新潟県長岡市の中川酒造株式会社(創業1888年・明治21年)は、越後三島の大自然と清冽な地下水を用い、代表銘柄『越乃白雁(こしのはくがん)』を醸す老舗です。全国新酒鑑評会において幾度となく金賞を受賞しており、新潟酒の真骨頂である「淡麗辛口」の骨格を保ちながら、米の旨味を極限まで引き出したキレの良さで口コミ評価サイトでも星4.3以上の高得点を維持しています。
鳥取県鳥取市の中川酒造株式会社(創業1828年・文政11年)は、鳥取県内最古の歴史を誇る名門蔵です。幻の酒米と呼ばれる「強力(ごうりき)」を復活させ、代表銘柄『福寿海(ふくじゅかい)』や『強力』シリーズを展開。米本来の力強い酸味と芳醇なコクが特徴で、全国の日本酒通から根強い支持を得ています。