パラリーガルが担う日々の仕事内容は、所属する法律事務所の取扱分野によって大きく異なります。一般的な民事・家事事件を扱う事務所では、次のような実務が中心です。
・判例・法令リサーチ:事件の争点に関連する過去の裁判例や行政解釈をデータベースから検索・精査し、弁護士へ論点を整理して報告する。
・書面・証拠のドラフト作成:訴状、準備書面、陳述書などの基礎的な下書きを作成し、添付証拠のナンバリングや証拠説明書の作成を行う。
・各種登記・公的書類の取得と調査:法務局や市区町村役場での各種証明書取得、登記情報の確認、現地調査のサポートを行う。
・依頼者や関係機関との連絡調整:依頼者からの進捗問い合わせ対応、裁判所書記官との期日調整、相手方代理人との事務連絡を行う。
一方、大手渉外法律事務所(企業法務系)では、M&Aに伴う法務デューデリジェンス(権利関係の調査)の補助や、膨大な英文契約書の管理・レビュー補助など、ビジネス英語と高度な企業法務知識をフル活用する業務が主体となります。