木山裕策『Home』の奇跡と現在|がん克服から再ブレイクの全貌

木山裕策『Home』の奇跡と現在|がん克服から再ブレイクの全貌

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紅白出場後、木山裕策が選択した道は他のアーティストとは大きく異なっていました。大ヒットを飛ばした後もすぐに専業歌手には転向せず、平日は一般企業の会社員として勤務し、週末に音楽活動を行う「サラリーマン歌手」のスタイルを約12年間にわたって貫いたのです。

この選択の背景には、4人の子どもを大学まで進学させ自立させるという、父親としての現実的な生活設計がありました。しかし、子どもたちの成長を見届けた2019年、51歳を迎えた節目に会社員を退職し、音楽と表現活動に一本化することを決断。その後、レコード会社やマネジメント事務所の移籍を経て、現在の多面的な活動基盤を確立しています。

年代・活動期詳細・主な活動内容活動形態・所属編集部の見解・評価2008年〜2018年
(ブレイク・兼業期)・『home』大ヒット、紅白初出場
・平日会社員、週末ライブの徹底
・ミニアルバムや企画盤をリリース出版社勤務 兼
エイベックス/テイチク等家族の生活基盤を最優先した堅実な二刀流。地に足の着いた姿勢が好感度を担保。2019年〜2021年
(独立・専業転向期)・会社員を退職しプロ専業へ
・キングレコード移籍
・昭和歌謡カバーアルバム発売オフィス・レン業務提携
キングレコード50代での大きな人生の舵切り。ボーカリストとしての表現領域を歌謡曲全般に拡大。2022年〜現在
(再ブレイク・多角化期)・『鬼レンチャン』等バラエティ席巻
・全国での「がん克服・命の講演会」
・ホールコンサートおよび新譜制作ユニバーサル/独立系マネジメント
(講演・メディア多角化)プライドを捨てたバラエティ対応力と、感動を届ける歌唱力・講演が融合した最強の第2章。

キングレコードからリリースされたカバーアルバム『F 守りたい君へ』や『うたおうか〜リバイバル・カフェ〜』では、尾崎豊やオフコースなどの名曲を艶やかに歌い上げ、カバーアーティストとしての地位を確立。現在は講演会事業の需要も極めて高く、医療・教育現場から「生きる勇気をもらえるステージ」として年間多数のオファーを集めています。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。