水っぽくなったり風味が落ちたりしたぬか床も、適切な手順を踏めば見違えるように回復します。状態を元に戻す鍵を握るのが、ぬか床の足しぬかのタイミングと的確な塩分管理です。
【足しぬかを行うべきサイン】
・野菜を取り出した後、底に水が溜まるようになったとき
・漬けた野菜の味が薄く、ぼやけた味に感じるとき
・ぬかの全体量が減り、野菜が完全に隠れなくなったとき
ぬか床の塩分濃度と復活方法の実践手順はシンプルです。まず、清潔なキッチンペーパーや水取り器で余分な上澄み水を吸い取ります。その後、生ぬか(または炒りぬか)1カップに対して塩小さじ1〜1.5(ぬか重量の約7〜8%)を混ぜ合わせた「足しぬか用パウダー」を投入します。
水分を吸わせると同時に旨味を底上げするため、乾燥昆布や干し椎茸、唐辛子を一緒に差し込むのも有効です。混ぜ合わせた後は2〜3日間捨て漬け(キャベツの外葉などを漬けて捨てる作業)を行い、微生物の活動バランスを整えてから本漬けを再開してください。