ネット上の口コミやSNSで頻繁に交わされる「みずほマイレージクラブに入っていればセブン銀行ATMの手数料はタダになる」という言説。取材班が公式発表資料およびみずほ銀行の規約を詳細に検証したところ、この噂は完全な誤認に基づく危険な思い込みであることが判明しました。
結論から申し上げますと、みずほマイレージクラブATM手数料無料条件をどれほど達成していようとも、セブン銀行ATMでの出金手数料が無料になることは原則としてありません。利用者がこの錯覚に陥る最大の原因は、ファミリーマート等に設置されている「イーネット(E-net)ATM」との混同にあります。
みずほ銀行が提供するコンビニ提携特典は、長年にわたりイーネットATMを主軸に設計されています。セブン-イレブンに設置されているATMは、株式会社セブン銀行という独立した民間銀行のインフラであり、みずほ銀行にとっては「提携外に近い外部ネットワーク」という位置づけです。そのため、判定ステージに関係なく、セブン銀行ATMの画面でキャッシュカードを挿入して出金ボタンを押した瞬間、例外なく所定の手数料が口座から引き落とされます。
「大手コンビニのATMならどれでも同じ」と高を括っていると、1回につき缶コーヒー2本分に相当するセブン銀行ATM引き出し手数料を機械に吸い取られ続けることになります。