テストの不合格ラインを指す俗称である「赤点」ですが、学校のステージによってその意味合いと基準は劇的に変化します。
まず中学校においては、赤点という明確な足切りラインを公式に設けている公立校はほとんどありません。なぜなら義務教育であるため、どんなに低い点数を取っても進級や卒業ができなくなる事態は原則発生しないからです。ただし、後述するように高校受験における調査書(内申点)には甚大なペナルティとなって跳ね返ってきます。
一方、高校の赤点は単位取得と進級に直結する極めてシビアな指標です。高校では主に「固定点方式(30点未満など)」または「平均点連動方式(平均点の半分など)」のいずれかが採用されています。
そして大学における赤点は原則「60点未満」(秀・優・良・可・不可の『不可』)と定められているケースが大多数を占めます。高校までのように「30点取れればセーフ」という甘い基準は通用せず、100点満点中6割以上の理解度が単位認定の絶対条件となります。