ネバネバした鼻水を放置することで最も懸念されるトラブルが、鼻水が喉の奥へと流れ落ちる後鼻漏(こうびろう)です。日中のしつこい咳払いや、就寝時の激しい咳き込み、喉の異物感・口臭の原因になります。
さらに近年、成人発症の喘息患者を中心に増加しているのが好酸球性副鼻腔炎という難治性の病態です。アレルギーに関わる白血球の一種「好酸球」が副鼻腔に集まり、ニカワ状(ゼリー状)の非常に粘り強い透明〜黄色の鼻汁を生成します。鼻茸(ポリープ)が多発して重度の嗅覚障害を引き起こす指定難病であり、早期の専門診断が欠かせません。