Q1:切り捨てを行ったはずなのに、合計すると1円の計算ズレが発生します。何が原因ですか?
A1:セルの「表示形式」で小数を隠しているだけで、実際のセルデータが切り捨てられていない可能性が極めて高いです。数式入力バーを確認し、数値が「123.45」のままになっていれば、表示形式ではなく=ROUNDDOWN(対象セル, 0)を適用してデータそのものを整数化してください。
Q2:ROUNDDOWNとTRUNCのどちらを使うのが実務上安全ですか?
A2:実務上はROUNDDOWN関数を推奨します。挙動そのものは正負ともにTRUNC関数と全く同一ですが、ROUNDDOWNは桁数の入力を省略できない仕様になっているため、作成者の意図(整数化なのか、小数点第1位残しなのか)が数式上に確実に明記され、計算ミスの予防につながるためです。
Q3:十の位や百の位など、整数部分を切り捨てたい場合はどう記述すればよいですか?
A3:ROUNDDOWNまたはTRUNCの第2引数にマイナスの数値を指定します。例えば、1,280円の十の位未満を切り捨てて1,200円にしたい場合は=ROUNDDOWN(1280, -2)、1の位を切り捨てて1,280円のまま整えたい場合は=ROUNDDOWN(1284, -1)(結果:1280)と記述します。