二百十日とは、日本の気候変化を的確に把握するために作られた季節の目安である「雑節」の一つです。基準となるのは二十四節気の起点である「立春」であり、立春当日を1日目と数えて210日目にあたる日を指します。
国立天文台の暦要項および天文学的な計算に基づくと、2026年の立春は2月4日(水)です。ここから数えた各月の日数を積み上げると、2026年の二百十日は以下の通り定まります。
・2月(2月4日〜28日):25日間
・3月(31日間):累計56日
・4月(30日間):累計86日
・5月(31日間):累計117日
・6月(30日間):累計147日
・7月(31日間):累計178日
・8月(31日間):累計209日
・9月1日(火):210日目(二百十日)
雑節には、茶摘みの目安とされる「八十八夜(立春から88日目)」や、梅雨入りの指標となる「半夏生」などがあります。その中でも二百十日は、秋の収穫を左右する重要指標として、八十八夜や二百二十日と並び、農民の生活に深く刻み込まれてきました。