膝の内側が痛い原因と治し方|階段の激痛・鵞足炎を最新医学で解明

膝の内側が痛い原因と治し方|階段の激痛・鵞足炎を最新医学で解明

膝の内側が痛い原因と治し方|階段の激痛・鵞足炎を最新医学で解明を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

「膝の内側が痛い」と一言で言っても、指で押して痛むピンポイントの場所によって、障害されている組織は明確に異なります。膝の内側を押すと痛い理由は、まさにその深部にある腱、軟骨、靭帯のいずれかで炎症性サイトカインが分泌され、侵害受容器が刺激されているためです。

まず、膝のお皿(膝蓋骨)の内側から指を水平に滑らせ、大腿骨と脛骨の継ぎ目である「関節の隙間(関節裂隙)」を押してみてください。ここを押して鋭い痛みや圧痛がある場合、内側半月板の損傷や変形性膝関節症による関節包の炎症が強く疑われます。これに対し、関節の隙間よりも指2〜3本分(約3〜5cm)下にある骨の膨らみ周辺を押して痛む場合は、鵞足炎の典型例です。

さらに、内側半月板損傷のチェック法としては、椅子に深く腰掛けて膝を直角に曲げた状態から、かかとを内側・外側に軽くひねりながらゆっくりと伸ばすセルフテストが有効です。膝を伸ばし切る直前で内側に「コリッ」とした異音や挟み込まれる激痛が走る場合、半月板の後角断裂などが潜んでいる可能性が高いため、無理な伸展は禁物です。

疾患・障害名最も痛む部位・特徴的な動作発症の主因・受傷機転初期対応・受診目安鵞足炎(がそくえん)関節裂隙の約3〜5cm下方(すね内側)。階段の昇り降り、走り出し、つま先立ち。ハムストリングス・内転筋群の過緊張、X脚・ニーイン動作の反復負荷。運動制限、患部アイシング、内転筋ストレッチ。1週間以上持続時は整形外科へ。変形性膝関節症関節裂隙の内側全体。動き始めの違和感、階段を降りる際のズキッとする痛み。加齢による軟骨変性、O脚アライメント、大腿四頭筋の筋力低下、過体重。体重管理、温熱療法、大腿筋力強化。水腫(水がたまる)や夜間痛は早期受診。内側半月板損傷関節裂隙のピンポイントな圧痛。深く曲げた際の挟み込み感、膝の引っかかり。膝のひねり、深いスクワット、加齢に伴う変性断裂(些細な日常動作)。ロッキング(膝が伸びない・曲がらない)時は即座に受診。MRI精査が必須。内側側副靭帯損傷大腿骨内顆〜脛骨内側の靭帯走行部全体。歩行時の横ブレ感、外圧での激痛。スキーやサッカーでの接触、膝の外反強制(外側から内側への打撲・衝撃)。受傷直後はRICE処置。不安定性がある場合はニーブレース固定を要する。
斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。