ディナーショーに関する言説の中には、現場の実態を知らない層による先入観や誤解も少なくありません。特に代表的な2つの誤解を正しておきます。
【誤解1:ファンの年齢層が高すぎて若い世代は浮いてしまう?】
ディナーショーといえば年配層の催しというイメージを持たれがちですが、倖田來未の公演に関しては全く当てはまりません。2000年代初頭のブレイク期をリアルタイムで体験した30代〜40代を中心に、20代のカップルや親子連れまで幅広い層が来場しています。自分への特別なご褒美としてドレスアップして参加する若い女性の姿も多く、世代間ギャップで気まずい思いをすることはありません。
【誤解2:食事中はライブが見られない?】
「食べながら鑑賞するのか」という疑問を持つ方がいますが、ディナーショーは基本的に「食事の時間(約1時間半)」と「ショータイム(約1時間〜1時間半)」が完全にセパレートされています。まずは落ち着いてホテルの一流コース料理とアルコールを堪能し、デザートとコーヒーが行き届いたタイミングでショーが開幕します。食事に気を取られてライブに集中できないということは一切ありません。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
ディナーショーという空間は、音楽社会学やエンターテインメント産業の視点から見ても「ファンダムの成熟に伴う必然的な進化形」と捉えることができます。青春時代をエネルギッシュなダンスナンバーとともに過ごしたファンが年齢を重ね、落ち着いた環境でアーティストの純粋な「歌唱力」と「人間的魅力」を再確認する場として機能しているからです。
【ディナーショーに絶対参加すべき人】
- 倖田來未の「歌声そのもの」「バラードの表現力」を最高音響の至近距離で浴びたい人
- 立ちっぱなしの激しいアリーナライブよりも、着席して優雅に非日常の贅沢を味わいたい人
- 記念日や特別なご褒美として、パートナーや友人とドレスアップして上質な時間を共有したい人
【通常のアリーナ・ドームツアーを選ぶべき人】
- 大歓声の中でペンライトを振り、ジャンプして全身で騒ぎたい人
- 大型スクリーンや激しい特効レーザー、大人数のバックダンサーによる大掛かりな群舞を最優先で観たい人
- チケット代を1万円前後に抑え、全国各地の公演を多数遠征・周回したい人