Q1:芸能人はなぜ長期間のワイヤー矯正中にテレビへ出演できるのですか?
A1:歯の裏側にブラケットを装着する「舌側(裏側)矯正」を採用しているケースが極めて多いためです。正面カメラからは装置が一切見えず、普段通りのビジュアルを保ったまま治療を進められます。また、撮影時は一時的に外せる高精度な透明マウスピースを併用する手法も普及しています。
Q2:二重歯列を治すために健康な歯を抜くのは危険ではないのですか?
A2:顎の骨のアーチが狭く、すべての歯が綺麗に並ぶスペースが物理的に足りない場合、左右の小臼歯(前から4番目など)を計画的に抜歯することは標準的な医療行為です。無理に抜歯を避けて並べると、歯列全体が外側に押し出されて口元が突き出たり、治療後に激しい後戻りを起こしたりするリスクが高まります。
Q3:八重歯と二重歯列には医学的な違いがあるのでしょうか?
A3:本質的には同じ「叢生(そうせい)」に分類されます。顎のスペース不足により、犬歯が本来の位置から外側上方に押し出されて生えた状態を通称「八重歯」と呼びます。これが前歯全体や複数の歯にわたって前後に著しく重なり合っている状態を、一般的に「二重歯列」と表現します。