安全保障面における憲法改正政策もまた、彼女が「タカ派」と評される大きな要因です。高市氏は、自衛隊の憲法明記にとどまらず、憲法9条2項(戦力の不保持・交戦権の否認)の改正を視野に入れ、自衛隊を明確に「国防軍」として位置付けるべきだとの議論をリードしてきました。
防衛予算の大幅な増額、反撃能力(敵基地攻撃能力)の早期整備、さらにはサイバー防衛や宇宙・電磁波領域の抜本的強化など、彼女が打ち出す政策パッケージは常に具体的かつ積極的です。
こうした路線から、高市氏は政界内外で「安倍晋三の後継者」と目されてきました。安倍元首相が生前に高市氏を高く評価し、2026年の総裁選で全面支援した経緯もあり、安倍派(清和政策研究会)の解散後も「安倍路線(アベノミクス+積極的防衛政策)」を最も忠実に受け継ぐ旗手として、党内外の保守勢力を結集させる核となっています。