1階席の中腹から後方にかけてのエリアは、前列の観客による視界遮蔽(いわゆる「被り」)が気になるところです。オレンジホールの1階席は、最前列から中腹(約10列目付近)までは比較的緩やかな勾配となっており、13列目の横通路を越えた14列目以降からしっかりとした階段状の傾斜がつけられています。
この傾斜設計のおかげで、1階後方席(18列〜28列)であっても前の人の頭がステージ中央を完全に覆い隠してしまう事態は起こりにくくなっています。ホールの横幅も適度に絞り込まれているため、端の座席であっても極端な斜め見切れが発生しにくい構造です。
ただし、1階最後列(28列付近)まで下がると、頭上を2階席のバルコニー底面が覆う形となり、上方向の視界にやや閉塞感を覚える場合があります。ステージ音響の抜け感は保たれているものの、解放感を重視する観客にとっては視界の天井がやや低く感じられる点は事前に認識しておく必要があります。