年金定期便の正しい見方と落とし穴!50歳の壁と将来受給額の計算術

年金定期便の正しい見方と落とし穴!50歳の壁と将来受給額の計算術

年金定期便の正しい見方と落とし穴!50歳の壁と将来受給額の計算術にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

年金定期便の数字を見る際、絶対に忘れてはならないのが「記載されている金額はすべて額面(税引前)」であるという事実です。現役時代の給与と同じく、年金からも税金と社会保険料が天引きされます。

年金受給額から差し引かれる主な項目は以下の4点です。

  • 所得税および復興特別所得税
  • 住民税
  • 国民健康保険料(または後期高齢者医療保険料)
  • 介護保険料

年金収入には「公的年金等控除」が適用されるため、一定額までは非課税枠が確保されていますが、それを超えた分には課税されます。受給総額や居住地域、扶養親族の有無によって変動するものの、実際の手取り額は記載された額面の約85%〜90%程度になるのが一般的な目安です。

例えば、50歳以上の定期便に「年額200万円(月額約16.6万円)」と記載されていた場合、実際に手元に残る金額は年額約170万〜180万円(月額約14.1万〜15.0万円)となります。老後の支出計画を立てる際は、額面をそのまま生活費に充当できると過信せず、手取り基準でキャッシュフローを組み立てることが鉄則です。

山崎 陸
著者

山崎 陸

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。