旧船時代を知るリピーターが最も衝撃を受けるのが、2026年に相次いで投入された姉妹船「たかちほ」および「ろっこう」の船内クオリティです。内装デザインは宮崎の豊かな自然(日向灘の青、神話の森の緑、降り注ぐ太陽の光)をモチーフにしており、エントランスに入った瞬間に上質なリゾートホテルを思わせる空間が広がります。
客室の構成は、従来の「大部屋雑魚寝」スタイルを完全に撤廃。最もリーズナブルな「ツーリスト」や「ドミトリー」であっても、カプセルタイプの上下段セパレート構造となっており、ロールカーテンや遮光カーテンでプライベート空間を確保できます。各ベッドには専用コンセント、USBポート、読書灯が完備されています。
さらに注目すべきは個室ラインナップの充実です。最上級の「プレミアム」には専用バルコニーやビューバス、ウォシュレット付きトイレが備わり、ホテルの一室と見分けがつきません。「ファースト」クラスもツインやフォースなど家族構成に合わせた選択が可能で、防音性能の向上により静寂な夜を過ごせます。
船内レストランのバイキングも利用者の間で評判を呼んでいます。宮崎名物のチキン南蛮、冷や汁、地頭鶏(じとっこ)を使った料理など、寄港地の食文化を取り入れたメニューが並びます。夕食バイキング・朝食バイキングともに手頃な価格設定でありながら品数が多く、乗船後すぐにレストランへ直行するリピーターも珍しくありません。
愛犬家にとって見逃せないのが充実したペット同伴設備です。ペットと一緒に客室で過ごせる「ウィズペットルーム」が設置されたほか、専用のドッグランスペースやケージ完備のペットルームも整備されています。移動中にペットを暗い車内に放置する必要がなく、安心して南九州への旅行を楽しめます。