山家を訪れる上で最も注意すべきは、その独特なシステムと混雑サイクルである。ネット上では「いつでも入れる」「予約できるのか」といった疑問が絶えないが、現場の運用ルールは明快である。
まず予約方法に関して、基本的に通常の少人数利用における事前席予約は受け付けていない。昭和の大衆居酒屋のスタイルを貫いており、店頭に並んだ順に空いた席へと通される「完全突撃制」が原則である(※一部宴会等の特別対応を除く)。
そして最大の特徴が、ほぼ24時間営業に近い長時間営業態勢である。早朝の清掃やスタッフ交代に伴う一時的な中休み時間を除き、昼はもちろん、午前中の朝飲みから終電後の深夜飲みまで、あらゆる生活サイクルの人々に扉を開いている。
混雑状況のリアルな傾向は以下の通りである:
- 最混雑ピーク(18:30〜21:30):平日の退勤後および休日の夜は、本店・支店ともに満席となり、店先に入店待ちの列ができることが多い。回転は早いが、3名以上の場合は並ぶ覚悟が必要となる。
- 狙い目の時間帯(14:00〜17:00):いわゆる「昼飲み・夕飲み」のアイドルタイム。比較的席に余裕があり、本店カウンターでゆっくりと焼き場を眺めながら飲めるゴールデンタイムである。
- 深夜・早朝(23:30以降):終電を逃した層や夜勤明けの常連客が集い始めるが、ディナータイムのピークに比べると席の確保は容易である。