現在、新大久保の路面店やSNS上で特に過熱しているのが、自作のぬいぐるみを作る「モールドール(모루인형)」のトレンドです。完成品を購入するだけでなく、「自分だけのオリジナルキャラクターを生み出す体験」そのものが若年層のアクティビティとして定着しています。
💡 モールドール(モール人形)とは?
太さのあるふわふわとした特殊なワイヤーモール(1本約1メートル)を、針や糸を一切使わずに指先だけで折り曲げて作る手のひらサイズのぬいぐるみ。約10〜15分程度でベースの動物(ウサギ、クマ、犬など)を成形でき、目や鼻のパーツ、ミニチュアのサングラス、ニット帽、パールのネックレスなどを接着して好みのスタイルにドレスアップできる手軽さが魅力です。
新大久保のクラフト雑貨店やカフェでは、週末になると自分好みのパーツを選ぶ人々で溢れかえっています。取材に応じた20代の女性会社員は次のように語ります。
「既製品のキーホルダーも可愛いですが、モールドールは耳の角度や目の位置を微調整して、世界に1つだけの不憫可愛い表情を作れるのが楽しいです。友達とお揃いで作って、カフェで推しのトレカと一緒に撮影するのが休日のルーティンになっています」
単なる消費にとどまらず、クリエイティブな関与(DIY)と自己表現欲求を満たす装置として機能している点が、このトレンドの持続性を支えています。