ネット上でしばしば議論となる「ジェルミーワンは剥がれやすいのか?」「ライトを当てても固まらないのはなぜか?」という疑問について、製品特性と硬化反応の観点から真相を究明しました。結論から言えば、正しく塗布されたジェルミーワンは平均して10日から2週間前後の持続力を発揮しますが、いくつかの施工ミスによって持続期間が極端に短くなるケースが報告されています。
まず「固まらない理由」として最も多いのが、1度に塗るジェルの量が多すぎる「厚塗り」です。ジェルミーワンは光重合開始剤が光を吸収して硬化する仕組みですが、塗膜が厚すぎると内部まで光が届かず、表面だけが半硬化状態(あるいはシワ寄り)になってしまいます。また、ジェルミーワンは未硬化ジェルが出ない「ノンワイプタイプ」のため、完全に硬化すれば表面はツルツルになります。ベタつきが残る場合は、UV/LEDライトの波長(365〜405nm)や出力不足、もしくは照射時間の不足が疑われます。
次に「剥がれやすさ」の原因は、爪表面に残った皮脂や水分、そして甘皮(キューティクル)へのジェルの乗り上げです。ジェルネイルは油分と極めて相性が悪いため、事前のエタノール消毒や油分除去を怠ると、数日で根元から浮いてしまいます。爪の先端(エッジ部分)まで丁寧に巻き込むように塗ることで、先端からのリフトを劇的に防ぐことができます。