アジアの覇権争いにおいて、避けて通れない最大のライバルが中国です。かつてアジアの絶対王者として君臨し、男子バスケアジアカップ歴代優勝国の筆頭として通算16回の優勝を誇る中国代表に対し、日本は長年苦杯をなめさせられてきました。
しかし、近年のバスケ男子アジアカップ中国戦において、日本代表はその力関係を劇的に覆しつつあります。直近の対戦となった予選Window3では、第2クォーター残り3分からの怒涛の連続スリーポイントとハイプレスディフェンスで主導権を握り、92-73の快勝を収めました。インサイドの高さで圧倒してきた中国に対し、日本のスピードとアウトサイドシュートの精度が完全に上回った瞬間でした。
専門家の間で行われる男子バスケ日本代表勝敗予想においても、現在の日本はオーストラリアに次ぐ優勝候補グループに位置づけられています。1971年以来、実に54年間遠ざかっているアジアカップ制覇は、もはや遠い夢ではなく現実的なターゲットへと変わりました。