1997年にアナウンサーとしてNHKに入局した膳場さんは、初任地の静岡放送局でキャリアをスタートさせました。地方局時代からその卓越した原稿読みと際立つビジュアルが全国区で評判となり、異例のスピードで東京アナウンス室へ異動となります。
東京復帰後に担当した朝の情報番組『おはよう日本』で全国的な人気を獲得すると、彼女のキャリアを決定づける伝説のドキュメンタリー番組『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』のサブ司会に抜擢されました。国井雅彦アナウンサーとともに、無骨な男たちの情熱的な物語を優しく、かつ引き締まったトーンでナビゲートする姿は、全国のお茶の間を魅了しました。
さらに、2003年と2004年には『NHK紅白歌合戦』の紅組司会を2年連続で担当。20代後半にしてNHKの看板アナウンサーとしての地位を確固たるものにしました。当時の映像や画像を見ても、落ち着いた低音の美声と華やかな和装姿のコントラストが見事で、視聴者から「知性派美女アナの最高峰」と称賛される契機となりました。