ファンの間で長年語り継がれている最大のミステリーが、「パトリックは普段バカなふりをしているだけで、実は超エリートなのではないか」という説です。検索エンジンでも「パトリック ハーバード大学」「パトリック 天才」といったキーワードが後を絶ちません。
この噂の決定的な元ネタとなったのが、シーズン4のエピソード第68話「天才パトリック(Patrick SmartPants)」です。
崖から誤って転落したパトリックは、頭部の一部をもぎ取られてしまいます。近くにあった岩を頭頂部に差し戻した瞬間、脳の神経回路が劇的に変異。流暢な学術用語を操り、複雑な数学の方程式を解き明かし、クラリネットの超絶技巧を披露する大天才へと変貌を遂げました。
劇中で彼が見せた知性は、ビキニタウンのインテリ気取りであるイカルドすら平伏するレベルでした。しかし知性を得た代償として、パトリックはスポンジ・ボブとの無邪気な遊び(クラゲ獲りなど)に一切の価値を見出せなくなり、二人の友情は崩壊の危機に瀕します。最終的にパトリックは自ら「友情を失うくらいなら、賢い頭なんていらない」と決断。頭に刺さっていたものが「脳サンゴ(Brain Coral)」だったことを突き止め、元の頭部に戻して元の陽気なパトリックへと帰還しました。
「パトリック大卒説」は、このエピソードの強烈なインパクトや、時折見せる妙に含蓄のある発言が一人歩きした結果生まれたファン発信のジョークであり、公式設定として大学を卒業しているわけではありません。しかし、この一連の物語が彼のキャラクターとしての奥行きを決定づけたことは紛れもない事実です。