兄妹の公表以降、ファンの間で最も待ち望まれていたのが本格的なテレビでのツーショット共演でした。その歴史的瞬間となったのが、フジテレビ系の特番『まつもtoなかい 〜あおい・新春SP〜』での兄妹初共演です。
松本人志さんと中居正広さんという大御所を前に、スタジオに登場した俊介さんは普段の落ち着いたツッコミとは打って変わり、目に見えて緊張した面持ちを見せました。「妹とテレビで並んで座るのが人生で一番恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべる俊介さんに対し、沙莉さんは屈託のない笑顔で兄の日常を暴露するなど、絶妙な兄妹コントのような掛け合いを披露しました。
番組内で特に印象的だったのは、二人がかつて2020年夏頃まで同じマンションで同居していた時期の回想です。当時、沙莉さんは家賃の大半を支払い、俊介さんは「妹の扶養に入っている」と自虐ネタにしていましたが、実際の生活現場では俊介さんが妹のために自炊をして夕食を作り、仕事で疲れ果てた沙莉さんの愚痴を深夜まで聞き役として受け止めていました。
「兄がいてくれたから精神的に崩れずに走ってこられた」と語る沙莉さんと、「あいつが頑張っている姿を見ていたから、絶対に途中で芸人を辞められなかった」と返す俊介さんの言葉に、スタジオは温かい空気に包まれました。
放送後のSNSやネットコミュニティでは、好意的な意見が殺到しました。 「単なる芸能人同士の売名ではなく、背負ってきた歴史の深さが伝わって泣けた」 「お互いをイジりながらも、根底に確固たる尊敬があるのが見て取れる」 といった声が多く、作られた関係性ではない本物の信頼関係が視聴者に強い共感を呼び起こしました。