SNSやネット掲示板を眺めていると、「プレリザーブで取れたけれどスタンドの後方席だった」「プレリザーブは売れ残りの席を回されるのではないか」といった不満の声を見かけることがあります。果たしてプレリザーブ座席の良し悪しには、どのようなカラクリがあるのでしょうか。
結論から申し上げると、プレリザーブだからといって意図的に後方席ばかりが割り振られるわけではありません。実際にプレリザーブ経由でアリーナ前方の神席を引き当てているユーザーも大勢存在します。ただし、座席の割り当ては公演ごとの全体設計に大きく左右されます。
例えば、ファンクラブ(FC)が存在するアーティストの場合、最良とされる前方中央の座席ブロックは「FC先行」に最優先で割り当てられます。続いて「いち早プレリザーブ」、その後に「通常のプレリザーブ」へと配分が降りてくるケースが一般的です。この構図がある場合、プレリザーブに回ってくる座席はスタンド席や2階席の比率が高くなる傾向にあります。
一方で、ファンクラブ先行が存在しない演劇公演やイベント、あるいはぴあが単独で主催・共催しているステージでは、プレリザーブ枠にも最前列や前方ブロックが潤沢に用意されます。プレリザーブ倍率と評判を左右するのはサービス自体の優劣ではなく、「その公演においてぴあが確保している座席枠の配分」であると理解しておくのが正確です。