手書きで委任状を作成するにあたり、記載内容に不足があると効力を持ちません。窓口で「委任状必須記載項目詳細まとめ」に沿った項目が網羅されているかを照合されます。必要な項目は以下の6点です。
- 表題(タイトル):用紙の中央上部に「委任状」と明記する
- 作成年月日:本人が委任状を作成した日付(西暦または元号)
- 代理人(受任者)の情報:実際に窓口へ行く人の住所、氏名、生年月日、電話番号
- 委任事項の具体的な特定:何をどこまで依頼するのかを明確に記した文章
- 委任の意思表示:「上記の者を代理人と定め、以下の権限を委任します」という一文
- 委任者(本人)の情報と押印:手続きを頼む本人の住所、氏名(自署)、生年月日、連絡先、押印
そのまま書き写して使える標準的な文面見本を以下に掲載します。
委 任 状
作成日:2026年〇月〇日
【代理人(窓口に行く人)】
住所:東京都〇〇区〇〇町1-2-3
氏名:代理 太郎
生年月日:〇〇年〇月〇日生
連絡先:090-XXXX-XXXX
私は、上記の者を代理人と定め、下記の事項に関する権限を委任します。
記
【委任事項】
1. 〇〇市役所における住民票の写し(世帯全員分・本籍記載あり)の交付申請および受領に関する件
2. 本申請に伴う手数料の納付および還付に関する件
以上
【委任者(頼む本人)】
住所:東京都〇〇区〇〇町1-2-3
氏名:本人 花子 [印]
生年月日:〇〇年〇月〇日生
連絡先:03-XXXX-XXXX
上記の書き方は、A4横書きでも便箋の縦書きでも有効です。縦書きの場合は右側から「委任状」「作成日」「代理人情報」「委任文言」「記」「委任事項」「委任者情報」の順に配置します。もっとも重要なのは「誰が、誰に、何の権限を与えたのか」が第三者から見て一目瞭然である点です。