単一原料米とは?複数原料米との違いや安さのカラクリを徹底検証!

単一原料米とは?複数原料米との違いや安さのカラクリを徹底検証!

単一原料米とは?複数原料米との違いや安さのカラクリを徹底検証!に関する基本知識をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

SNSや口コミサイトを眺めていると、「単一原料米と書いてあるのにパサついて美味しくない」「炊き上がりの香りが薄い」といった声が散見されます。ブランド銘柄100%のはずなのに、なぜこのような落差が生まれるのでしょうか。

最大の要因は、単一原料米という言葉が「純度の証明」であって「味覚の絶対保証」ではない点にあります。単一原料米であっても、以下の3つの条件が重なると食味は大幅に低下します。

第一に、「玄米の品質等級」の差です。農産物検査では、粒揃いや整粒歩合、着色粒の混入率によって「一等米・二等米・三等米・規格外」に格付けされます。低価格で売られている単一原料米のなかには、割れ米や未熟米が多い「二等米・三等米」を原料にしているケースが珍しくありません。

第二に、「精米日からの経過日数」です。米は生鮮食品に極めて近く、精米直後から酸化が進んで風味が抜けていきます。どれほど名高い単一原料米であっても、精米から1ヶ月以上常温放置されたものは、精米したての新鮮なブレンド米に味で劣ってしまいます。

スーパーで驚くほど安値で売られている単一原料米を見かけた際は、「二等米以下の原料を使っている」「精米から日数が経過している」といった理由が存在することを念頭に置く必要があります。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。