自身がAPD/LiDではないかと感じた場合、どこの医療機関を受診すべきかが最初のハードルとなります。一般的な耳鼻科クリニックでは標準的な聴力検査しか行えないことが多いため、専門外来や詳しい聴覚機能検査に対応した大学病院・耳鼻咽喉科を探す必要があります。
医療機関での検査方法は段階的に進められます。まずは通常の純音聴力検査や語音明瞭度検査で器質的な難聴を除外したうえで、雑音の中でどれだけ言葉を聞き取れるかを測る「雑音下語音聴取検査」や、左右の耳から異なる音声を流して聞き分ける「両耳分離聴検査」などが行われます。
気になる検査費用については、保険適用となる標準検査であれば3割負担で数千円程度(初診料別)で収まるケースが一般的です。ただし、一部の特殊な心理検査や認知機能検査を組み合わせる場合、予約料や自費負担分が加算されることもあるため、事前にクリニックの受診要領を確認しておくと安心です。