Q1:ニュータウンと自然発生的にできた一般的な住宅街では、何が一番違うのですか?
A1:決定的な違いは「都市機能が包括的に設計されているか否か」です。自然発生の住宅街は農道や旧街道沿いに住宅が建ち並び、道幅が狭く歩道もないケースが多いのに対し、ニュータウンは最初から歩行者専用道路、公園、下水道、学校、商業施設などを配置する都市計画マスタープランに基づいて一括造成されています。そのため街並みの安全性や景観の美しさにおいて大きなアドバンテージを持ちます。
Q2:多摩ニュータウンは本当にゴーストタウン化しているのですか?
A2:結論として、街全体がゴーストタウン化しているというのは事実誤認です。多摩センター駅や南大沢駅周辺などは活況を呈しており、駅近の大規模建て替え物件には多くの若いファミリーが流入しています。ただし、駅から遠く起伏が激しい一部のバス便団地街区では、住民の高齢化率が40%を超え、空き家やシャッター商店街が目立つなど、同じ街の中で二極化が急速に進んでいるのが正確な実態です。
Q3:中古のニュータウン物件(団地や戸建て)を安く買ってリノベーションするのはお得ですか?
A3:物件の「立地条件」と「管理体制」を慎重に見極めれば、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢になります。チェックすべき基準は、①最寄り駅まで平坦な徒歩圏であるか、②マンション・団地の場合は修繕積立金が十分にプールされており長期修繕計画が機能しているか、③将来的な建て替えの余剰容積率があるか、の3点です。これらを満たす物件であれば、新築に比べて格段に広い住まいをリーズナブルに手に入れることが可能です。