しかし、子どもの病気や通院の様子をSNSで公開することに対しては、常に賛否両論がつきまとってきた。「子どものプライバシーを切り売りしているのではないか」「病気の時くらいスマホを置いて看病に専念すべきだ」といった心無い批判の声が寄せられることも一度や二度ではない。体力も精神も削られている看病中の親にとって、ネットの匿名の悪意は容赦なく突き刺さるナイフとなる。
それでも彼女が発信を止めなかった背景には、孤立しがちな現代の子育て世代に対する無言のエールがあったと見られている。自身がパニックに陥った経験や、病院で言われたアドバイスを共有することで、「自分だけじゃないんだ」と救われる親が確実に存在したからだ。批判のリスクを背負いながらもリアルを晒し続ける姿勢は、いつしか多くのフォロワーからの強い信頼へと変化していった。