近年、コモンウェルス・フュージョン・システムズ(CFS)をはじめとするスタートアップへ、民間マネーが殺到している。ビル・ゲイツやサム・アルトマンといった著名テック投資家が巨額の資金を投じ、クリーンテック産業の寵児としてディープテック投資を牽引する。
だが、ソフトウェアやAIビジネスの文脈で語られるスピード感を、核物理のハードウェア開発にそのまま持ち込むことには無理がある。どれほど資金を積み上げても、プラズマの物理的制約や材料工学のブレークスルーを短縮できるわけではない。過熱するベンチャーバブルが弾けた際、基礎研究そのものが停滞するリスクを懸念する声は根強い。