そのシミ放置は危険?皮膚科医が明かす肝斑の正しい治し方と罠

そのシミ放置は危険?皮膚科医が明かす肝斑の正しい治し方と罠

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内側からのアプローチと並行して、美容皮膚科で処方されるのが「肌の漂白剤」とも呼ばれるハイドロキノンだ。チロシナーゼ酵素の活性を抑え、メラニン生成を強力にシャットアウトする。

ただし、強力な成分ゆえに赤みや皮剥けといった接触皮膚炎のリスクを伴う。自己判断での長期連用は避け、医師の指示のもとで休薬期間を設けながらスポットで使用するのが鉄則だ。さらに重要なのは、日々のスキンケアにおける「徹底した摩擦レス」の実践である。洗顔時の擦り洗いや、クレンジングシートで肌を引っ張る行為は即座に止めなければならない。泡をクッションにして肌に触れず洗い流す、日焼け止めは均一に優しく置くように塗る。この基本動作の徹底こそが、あらゆる治療の成否を分ける。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。