デビューした1974年の年末には、早くも『NHK紅白歌合戦』への初出場を果たした。紅組・白組の熱戦が繰り広げられるなか、全国のお茶の間に届けられたそのパフォーマンスは、瞬く間に全国の視聴者を魅了した。デビューから僅か1年足らずでの紅白出場は、当時の芸能業界においても異例のシンデレラブームを証明する出来事だった。
彼が登場したことで、男性アイドルの系譜には新たな軸が生まれた。従来のワイルドさや泥臭さを前面に出すスタイルに対し、伸びやかな歌声と繊細な表情で観客を魅了する表現手法は、その後の音楽シーンに多大な影響を与えることとなった。