寛仁親王の志を継ぐ三笠宮家において、瑶子女王は姉の彬子女王とともに、独自の存在感を確立してきた。日本美術や伝統文化の継承に力を注ぎ国内外で発信を続ける彬子女王と、福祉や共生社会の実現へ向けて現場に飛び込む瑶子女王。アプローチは異なれど、二人の根底にある皇族としての使命感は完全に一致している。
皇族数の減少が現実的な課題となる中、三笠宮家の担い手として互いに敬意を払い、支え合う姉妹の絆は強固だ。父が遺した福祉への精神を受け止めつつ、それぞれの強みを生かして役割を分担するその姿は、現代の宮家が果たすべき理想的な役割分担のモデルケースとも言える。