一方で、解剖学的な視点や安全性の確認も忘れてはならない。日本整形外科学会などの専門機関は、大人の骨格自体の伸長に関する過度な期待や、非科学的な矯正法に対して注意を促している。成長期を過ぎた骨そのものを伸ばす手段は、外科的な骨延長術などに限られるからだ。
近年、美容医療業界においてもスタイル改善を謳う様々な施術が登場しているが、リスクや費用が伴うのも事実。専門医は「見た目の脚長効果を得る目的であれば、無理な医療介入よりも、まずは整形外科的にも理にかなった筋肉のストレッチや関節の可動域改善に取り組むべきだ」とアドバイスしている。