栗原はるみ流「筑前煮」黄金比の真実!冷めても絶品な秘訣を徹底解剖

栗原はるみ流「筑前煮」黄金比の真実!冷めても絶品な秘訣を徹底解剖

栗原はるみ流「筑前煮」黄金比の真実!冷めても絶品な秘訣を徹底解剖の全貌を詳しく解説してご紹介します。

筑前煮の仕上がりを左右するもう一つの決定打が、下ごしらえのひと手間と炒める工程の順序です。調理の現場検証でも、この基本工程を省いた場合と遵守した場合とで、仕上がりの食感と味の染み込み方に顕著な差が生まれることが確認されています。

特に重要な下処理と炒めのステップは以下の通りです。

  • こんにゃくの下茹でと手ちぎり:包丁を使わずスプーンまたは指先でひと口大にちぎることで、表面積が約1.5倍に拡大。熱湯で2〜3分下茹でしてアクと特有の臭みを抜き、ざるに上げてしっかり水気を切った後、鍋で乾煎り(からいり)すると出汁の吸収率が劇的に跳ね上がります。
  • 根菜類の乱切りとアク抜き:れんこんやごぼうは一口大の乱切りにし、酢水に数分さらして変色とえぐみを防止。にんじんは煮崩れを防ぐため、角を軽く落とす面取りを行うと仕上がりが格段に美しくなります。
  • 鶏肉を炒める順番:鍋を熱して油をなじませたら、最初に鶏もも肉を皮目から炒めるのが鉄則。皮から良質な鶏油(チーユ)を引き出し、肉の表面全体が白っぽく色づいて旨味を閉じ込めた段階で、ごぼう、れんこん、にんじん、筍、こんにゃくの順に投入します。
  • 油コーティングの徹底:具材全体に鶏の脂と油がしっかり回るまで中火で丁寧に炒めることで、煮込み中の煮崩れを防ぎ、野菜のシャキッとした食感を保持します。
  • 落とし蓋と煮込み時間:出汁と調味料を注いだら、煮汁を循環させるために木蓋またはオーブンシートで作った落とし蓋を密着させます。中火で約15〜20分煮汁が1/3程度になるまで煮込み、最後は落とし蓋を外して強火で煮汁を絡めながら照りを引き出します。
鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。