なぜトシさんの写真にこれほどまでの癒やし効果が噂されるのか。噂の真相を探ると、脳科学や心理学で解説される「視覚的ディストラクション(注意の逸らし)」と「プラシーボ効果」の掛け合わせが見えてくる。
下腹部に激しい痛みを感じている時、人の意識は痛む部位へ過剰に集中し、それがさらなるストレスや筋肉の緊張を生んで痛みを増幅させる。そこへトシさんの親しみやすく、どこかシュールな表情が飛び込んでくると、脳の注意ベクトルが瞬間的に切り替わる。微笑みやユーモアによる自律神経の緩みが副交感神経を優位にし、結果として痛みの感覚が一時的に和らぐのだ。