インターネット上で「太鼓ウェブ」や「たいこウェブ」と呼ばれていたサイト群は、HTML5技術を用いて制作されたファンメイドのブラウザシミュレーターでした。手軽にアクセスでき、アプリのダウンロードも不要という利便性から急速に拡散しましたが、その根底には構造的な問題を抱えていました。
バンダイナムコエンターテインメントが保有する「太鼓の達人」の登録商標、音源、譜面データ、グラフィックが無許諾で使用されていたため、権利元からの正式な申し立てや著作権侵害(DMCA)対応を受け、オリジナルプロジェクトのリポジトリ公開停止や主要サーバーの閉鎖に至りました。
現在でも海外サーバーなどを経由したクローンサイトが散発的に出現しては消える現象が続いていますが、これらは公式運営によるものではなく、継続的な動作保証や安全性が担保されていない点に注意が必要です。