ネット上のコミュニティやSNSでは、交通系ICカードキャラクターに関して長年囁かれているいくつかの誤解や都市伝説が存在します。現場取材と公開資料を基に、その真相を解明します。
誤解1:「Suicaペンギンにはモデルになった特定の実在ペンギンがいる?」
ファンの間では「葛西臨海水族園や上野動物園の特定のペンギンがモデルではないか」と語られることがありますが、これは明確な誤りです。坂崎千春氏が以前から手掛けていた絵本『ペンギンごころ』に登場するアデリーペンギンがベースとなっており、特定の個体ではなく、アデリーペンギン特有の「目の周りの白いアイリング」と「ずんぐりした体形」を抽象化・洗練させて生まれたキャラクターです。
誤解2:「PASMOロボットは不人気で一度リストラされた?」
「一時期PASMOカードからロボットが消えたため、キャラクターが引退した」という噂がネット掲示板などで流布したことがあります。実際には、カードデザインのリニューアル時に券面の印字スペースや視認性を確保するため配置が見直されただけであり、公式マスコットとして引退した事実は一度もありません。現在もバス事業者との共同啓発ポスターや記念イベントでは主力として活躍を続けています。