標高約1,100メートルの奥秩父に鎮座する三峯神社は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が創祀したと伝わる関東屈指の聖域です。主祭神として伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)を祀り、神使(お使い)としてオオカミ(大口真神=お犬さま)を祀る独特の信仰体系を持っています。
三峯神社が授けるご利益は、「明確な目標を持つ者の心願成就」「事業繁栄」「強力な厄除け・魔除け」です。強い意志を持って人生を切り拓こうとする経営者やクリエイター、アスリートが足繁く通う場所としても知られています。
現地を訪れた際、まず圧倒されるのが三ツ鳥居(みつとりい)と、そこを守護する引き締まった狼の狛犬です。随身門をくぐり拝殿へ進むと、極彩色に彩られた精緻な彫刻が参拝者を迎えます。拝殿前敷石に2012年の辰年に突如現れたとされる「龍神様」の文様は、金運・運気上昇の瑞祥として今なお多くの人々が静かに手を合わせています。
三峯神社における正式な参拝作法では、まず拝殿で二礼二拍手一礼の基本を守りつつ、自らの名前、住所、そして「何を目指してどう行動するのか」という決意を明確に神前に伝えることが重要です。拝殿参拝後は、両脇にそびえる推定樹齢800年を超える「重忠杉(御神木)」に触れ、深呼吸をしながらその生命力を分けていただきます。
また、三峯神社の授与品で名高い「氣守(きまもり)」は、境内の御神木から発せられる強い氣が封じ込められた特別なお守りです。かつて毎月1日に授与されていた白色の氣守は周辺道路の極度な渋滞緩和のため休止が継続していますが、赤・青・緑・ピンクの通常版氣守も同様に強い恩恵を宿しており、常に身につけることで日々の決断力と活力を支えてくれます。