「だっちゅーの」という決めフレーズひとつで、全国のお茶の間を平伏させた。社会現象とは、まさにあの事態を指すのだろう。パイレーツが放ったインパクトは、単なる一発屋の枠をはるかに超えていた。
テレビ朝日系の深夜番組をはじめ、あらゆるバラエティ番組に引っ張りだことなった当時、彼女たちが背負っていたプレッシャーは想像を絶するものだった。連日連夜の収録、秒刻みのスケジュール。華やかな照明の裏で、タレントとしての脱皮を模索していた日々がある。グラビアアイドルの枠を飛び越え、コントやフリートークで体を張る姿は、視聴者に強い親近感を植え付けた。