遠くから見上げるとその巨大さに驚かされますが、詳細なスペックや誕生の経緯を知ると、彼女がいかに規格外の存在であるかがより鮮明になります。1973年4月28日、名鉄百貨店のヤングをターゲットとした別館「セブン館」(現在のメンズ館)のオープン1周年を記念して設置されたのが始まりです。名前の「ナナ」は、まさにこの「セブン館」の数字の「7」に由来しています。
当時の百貨店担当者が東京・日本橋三越の「三越のシンボル」などにインスピレーションを受け、世界各地を探し回った末、スイスの装飾用マネキン会社から輸入したのがこの巨大マネキンでした。本体は軽量で強靭なFRP(ガラス繊維強化プラスチック)で作られています。
なお、2011年には「ヤング館」のリニューアルに合わせて妹の「ミナちゃん人形」がお披露目されました。ナナちゃんの約3分の1スケール(身長約180cm)で制作され、名鉄グループの催事や地域イベントに精力的に出張するフットワークの軽さで親しまれています。